ISSN: 2090-4541
アブドゥルカリーム・マフディ・サリフ氏とアブドゥル・サイワン・マジリ氏
イラク南部のナシリーヤ市で再生可能エネルギーとして発電を行う風力発電に対する相対湿度の影響を理論計算により3年間(2011~2013年)調査しました。この研究では、この都市で発電が可能な最低高度(α = 0.4の場合は32メートル、α = 0.3の場合は44メートル)では、相対湿度が風力発電の年間平均に及ぼす影響は限定的であるものの、高度とともに増加し、高高度では顕著になることが示されました。湿った空気(相対湿度の影響による)による年間平均電力の損失率は無効で、高度(15メートル)では0.847%、高度71メートルでは1.106%でした。